原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

人は目に見えるものだけを信じがちです。
けれど、本当に大切なことは、いつも目に見えない。
風の匂い、胸のざわめき、なぜか涙がこぼれる夜。
そこにこそ、魂の真実が隠れているのです。

ある古い詩に、こんな物語があります。
結婚式の前夜、男が森で妖精に出会います。
「一緒に踊って」と誘う妖精。
けれど男は断り、妖精は怒ってこう言います。

「ならば、おまえの心臓を打とう。」

その言葉どおり、男は倒れ、翌朝には命を失います。

不思議な話ですが、神秘思想家シュタイナーは、
この物語には“忘れられた真実”があると言いました。

妖精が打ったのは「心臓」――それは感情の中枢。
つまり、古代の人々は知っていたのです。
目に見えない存在は、人の感情に作用するということを。

現代を生きる私たちにも、これは無関係ではありません。
「理由のない不安」「なんとなくの不調」

「もう忘れたはずの過去に、なぜか涙する」
それらは、もしかすると7年前の感情体験が戻ってきた
エレメンタル（感情体の残像）の働きかもしれないのです。

強い思いを押し殺したとき、
あるいは、自分の本音を無視して選んだ道。
そのとき感じた痛みや怒り、悲しみは、
形を変えて、いつか私たちの人生に戻ってきます。

ですが、それは「呪い」ではありません。
呼びかけなのです。

「気づいて」と。
「まだ終わっていないよ」と。
「あなたはもっと、自分を大切にできる」と。

この心のささやきを聴き取り、
感情を紐解き、未来を整えるために、
私たち占い師がいます。

タロットカードは、心の深層を映し出す鏡。
あなたが抱えている“名もなき想い”を、言葉に変え、
エレメンタルをやさしく癒すお手伝いをします。

「占い」は、運命を決めつける道具ではありません。
むしろ、自分自身との対話を深める鍵。
精霊と感情が交差する、見えない領域の地図なのです。

あなたの心に、今もそっと棲んでいる精霊たちと、
優しく語らいながら、これからの道を整えてみませんか？

運命は、静かに呼びかけています。

それは、占い師でも、カードでもない。
それは、あなたの心の奥底から始まる声です。

タロットを手に取り、
見えない精霊たちと、もう一度語らってみませんか？

未来は、いつだって、
自分自身との対話から始まるのです。