原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

突然、仕事が打ち切られてしまった。
これまで頑張ってきた自分の努力や信頼が、急に霧のように消えてしまったような気持ち。
誰にもわかってもらえないこの焦り、不安、そしてぽっかり空いた心の穴――。
そんなあなたに、今日はある女性の話をお届けしたいのです。

それは、世界的ファッションブランド「CHANEL」の創始者、ココ・シャネル。

彼女は1939年、第二次世界大戦の混乱の中、自らのファッションハウスを閉鎖します。
当時、すでに香水「No.5」で大成功をおさめていたものの、洋服づくりの第一線からは完全に退き、パリのリッツホテルにひっそりと暮らしていました。

長い沈黙。
時代は変わり、戦後のファッション界ではシャネルの名も「過去の人」として忘れられかけていたのです。

でも彼女は、そこで終わりませんでした。

なんと1954年、71歳のとき。
彼女は突然、劇的なカムバックを果たします。
世の中の「もう無理だろう」「時代遅れだ」という声をはねのけて――。

彼女がふたたび打ち出したのは、「女性を締めつけない、動きやすくて美しい服」。
はじめは母国フランスで酷評されました。
でも、アメリカの女性たちはその自由な発想と実用性に拍手喝采を送り、やがてフランスでも再評価されていくのです。

この復活劇は、「女性は何歳からでも人生を再起動できる」という希望の象徴となりました。

今、あなたが抱えている「終わってしまった」「もう戻れない」という気持ち。
それは、本当に“終わり”なのでしょうか？

むしろ、「まだ本気を出していなかった自分」に気づくチャンスかもしれません。

人生には、準備が整わないと現れない“次の扉”があります。
それがたまたま、「突然の終わり」という形でやって来るだけ。
だからこそ、悲しみに埋もれるのではなく、“兆し”を読むことが大切なのです。

私は占い師として、あなたの潜在意識に眠る可能性を、タロットや星の配置から一緒に読み解いています。
「どうしてこんなことが起きたのか」ではなく、「この出来事をどう使えばいいのか」。
視点を変えるだけで、世界はぐっと広がって見えます。

あなたの中には、まだ磨かれていない原石がたくさんあります。
それを見つけるタイミングが、今なのです。

どうか、過去の肩書きや安定にしがみつかないでください。
あなたにしかできない道、あなたにしか放てない光が、これから先にあるはずです。

シャネルのように、何度でも人生を“仕立て直す”ことはできるのですから。