HOME > 星読み師たちの総合ブログ > アーカイブ > あぐり > 「空の巻」に学ぶ ― 占いを超えて、生き方を磨くために ☆☆☆ 魂の翻訳者・あぐりの開運メッセージ ☆☆☆

  • banner1.jpg
  • 電話で問い合わせ

「空の巻」に学ぶ ― 占いを超えて、生き方を磨くために ☆☆☆ 魂の翻訳者・あぐりの開運メッセージ ☆☆☆

剣聖・宮本武蔵の遺した『五輪書』。
その最終章、「空の巻」は、あまりに静かで、しかし深い響きを持つ言葉で満たされています。

「空とは、形なきもの、色なきもの、理にして形なきなり。」

占い師としてご相談を受けていると、表面的な答えを求めてしまう方に多く出会います。
「彼の気持ちは?」「いつ結婚できますか?」「転職したらうまくいきますか?」
もちろん、タロットや易はこうした問いにも力を貸してくれます。
ですが、真に人生を切り拓く人は、もっと静かで深い問いを心の奥に宿しているのです。

武蔵は剣術を通して、「空」という在り方を悟りました。
これは何もないということではなく、「偏らないこと」「すべてを受け入れながらも、何ものにも執着しない心」の象徴です。

剣を握るか、カードを手にするか、その違いがあれど――
私たち占い師もまた、見えない世界の真理と対話し、クライアントの魂の声を聴きます。
そのときに必要なのは、「空」の境地です。

不安や恐れ、期待や執着――
それらに心を奪われたままでは、どんなカードも、どんな卦も、正しく読み解くことはできません。
ましてや、自分自身の人生を切り拓くことなどできないのです。

「空」とは、沈黙に耳をすませる力であり、
「空」とは、感情の波を静かに受けとめる器であり、
「空」とは、あらゆる判断を一歩離れて見つめる、冷静なまなざしです。

それは、占いの結果を「当たった・外れた」で終わらせる人と、
人生の方向舵として活かす人との違いにも通じています。

『五輪書』はもともと、武蔵が勝ち残る術を後進に伝えるために書いた書でした。
でもそこに描かれているのは、単なる剣の技ではなく、生き方そのもの。

迷いがあるとき、感情に溺れそうなとき、
タロットでも易でも、どんな方法でもかまいません。
「これは私に何を教えようとしているのか」と、
一度、自分の内側へ深く問いかけてみてください。

答えは、いつもあなたの中にあるのです。

占いは、そこに辿り着くためのでしかありません。
そしてその道の果てにあるものが、「空」――すなわち、魂の静けさなのです。

もし、あなたの心がざわつくとき、道を見失いそうなとき、
私はそっと、あなたのそばで「空」の鏡をお見せしましょう。

迷いが晴れ、進むべき道が照らされたとき、
その光は、どんな占いよりも力強く、あなたの人生を導いてくれるはずです。

この記事を書いた人

あぐり

人生を通じて、あなたが果たすべきミッションは何なのか、ということも明らかになるはずです。 困難に直面している方も、人生を豊かにしたいと思う方にも 占術によって拓かれる新しい世界を体験していただきたいと思います。

個人レッスンからオンライン・無料動画講座まで

副業OK!LINE占いや電話占いなど様々な形態で働けます

オンラインでチャット占いCoCoYomi

メルマガ登録はこちら

ほしよみ堂チャンネル
ほしよみ堂チャンネル

ほしよみシステム
ほしよみシステムは、生年月日や名前を入力するだけで四柱推命・紫微斗数・九星気学・姓名判断が一括で出せる総合鑑定サービスです。

< 成果がようやく実る!!  |  一覧へ戻る  |  このきもちは誰のせい (@_@)?【続編】 >

このページのトップへ

星読み師一覧

月別 アーカイブ