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「ハートロッカー」  あぐりの独り言

突然、仕事を辞めていくという人がいる。一年以上も勤務して「今日限りで退職します」とかメールで「本日限りで退職することになりました」と丁寧な文章が送られてくる。

以前から決まっていたのに、私には知らされていなかったのだと思い、他の人に理由を聞いてみると、突然なのだという。まったく狐につままれたかのようだ。

歴史的に幾多の戦争があった。

ヨーロッパでは古代ギリシャ時代から都市国家間の戦争があった。

食料問題なのか領土問題なのか、理由はわからないが人類史上争いのなかった時代はないのかも知れない。

だが近年の戦争で異様な事態とも言えるのが自◯テロだ。

人間が他の人間の命を奪ってはいけないとは当然のことだけれども、自◯テロは自分の生命を犠牲にした上で、他人をも巻き込んでいくという歴史上類例を見ない戦争形態だ。

確かに独立と平和のためという大義名分はあるのかも知れない。

武器を調達することもできない貧しい人々の戦い方だともいう。

「ハートロッカー」という映画がある。自◯テロ対策の任務にあたっているアメリカ兵の物語だ。

普通の市民の顔を持つ人々が自◯テロ用の爆発物を身体中に巻き付けていたりする。

本人が望んだのか、どうかもわからないが、とにかく爆発物を外さなければ周囲を巻き込んで大きな被害を受けるのだ。

爆発物を身体中に巻き付けて自◯テロを行う人の気持ちはどんなだろうか…。

敵を打ち負かすことができる喜びに満ちているのだろうか?

使命感に溢れているのだろうか?

それとも追い詰められすぎて何が何だかわからないのだろうか?

第2次世界大戦中、日本にも特攻隊という戦い方があった。

自◯テロというには何かが違うと感じる。

戦争を美化するつもりはない。

例えばサン=テグジュペリの「戦う操縦士」は彼自身の経験した戦争をもとに書いている。

戦争の賛美ではない。戦争という異様な事態の中にあって人間とは何かということ、人間性を剥奪されそうになる戦争の中で、人間性を失わないとはどういうことなのか、ということを追求した本だ。サン=テグジュペリの「戦う操縦士」と特攻隊の精神世界に同じものを感じてしまうのだ。

自◯テロリストには何かもっと薄暗いどろっとしたものが感じられる。

職場を突然辞めてしまう人との共通の感覚だ。

陰湿な情念を抱えて彼らは何を実現しようとしているのだろうか・・・・?

この記事を書いた人

あぐり

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