原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

今のままでも悪くはないけど何か物足りない…

結婚したいような気もする…

本当に今の仕事が向いているのかわからない…

人生の大海原で放り出されてしまったような孤独感、かといって大勢の中でおしゃべりすることも好きではない…。

インスピレーションは降りてくるので、企画などのクリエイティブな仕事が巡ってくる…。

ギリシャ時代、都市国家にはシビラと言われる巫女が存在した。

当時の都市国家などの共同体では、政治は巫女の託宣によって行われていた。

古くは紀元前７世紀にもさかのぼるとも。

神がかりをするのはとても危険な仕事だ。誰しもできることではない。

精神力、体力を消耗する上に政治的ないざこざに巻き込まれないとも限らない。

日本の古代にさかのぼるなら、仲哀天皇が竹内宿禰、神功皇后などと共に神がかりによる託宣をおこなったことが記されている。

仲哀天皇が琴を弾きながら託宣をおろしたのだが、降りてきた託宣に異をとなえると、そのまま亡くなってしまった、と古事記には記されている。

託宣などのご神事に携わるものは行動も制限され、個人の自由意志のままに行動することなどなかっただろう。

個人の意思やこだわりを持つことは巫女にとっては弊害となる。

神の意思を受ける器とならなければならないからだ。

そういう意味では辛い人生を生きることになるかも知れない。

しかし、授かった才能を無理に否定することはない。

湧き上がってくるインスピレーションは、どんな仕事に活かすこともできる。

絵画、書道、音楽、などの芸術活動はもとより、新規の商品開発、組織のシステムの構築などの企画や創造的なことを要求される部署に配置されれば、間違いなく才能を活かすことができるのだ。

人気があるので、異性との出会いも少なくない。しかし、インスピレーションを受けやすいので、付き合う人は慎重に選ぶ方が良い。とても繊細な受信能力が備わっているので、正邪真偽の区別なく受け取ってしまう可能性があるからだ。

まず、自分が巫女のような才能と資質を持っていることを正しく認識することが大切だ。そしてそれは時には不安にさいなまれたり、生きにくさを感じたりするかも知れないが、自分の資質を肯定的に活かし切ると決めた瞬間から、違った人生がひらけてくる。

自信を持って生きていると、必ず相応しい仲間や出会いがやってくるはず…。