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あぐりの恋の処方箋 二股かけた彼が忘れられない場合

彼と付き合っていると、何を話しても、どんなに長い時間おしゃべりしても話題が尽きない。

この間「鹿の国」という映画を見たけれど、よくわからなかったとか、秋葉原駅で外国人に電気街はどこかと聞かれたとか、明治神宮に行ったら、海外から来た観光客が参道の両端を行儀よく歩いていたとか、どうでもいい話で楽しく盛り上がったりする。

週末には彼の実家に遊びに行くのが習慣になっていた。彼は普段は社員寮で暮らしているが、週末ごとに実家に戻ってくるからだ。

彼の両親ともすっかり顔馴染みだ。

ある日彼が言う。「母が君のことをとっても可愛いって!!!」

彼女の気持ちはキューンとなる。

“私が大学を卒業すればきっと結婚かな…”と彼女は淡い期待をいだきつつ彼の実家へ通う日々。

そんなある日、彼女の元へ一本の電話が。まるで知らない電話番号。トーンの低い女性の声。

「私、Kの婚約者のTと言います。あなたのお話は聞いています。お会いできますか。」Kとは彼のことだ。

彼女は目の前が真っ暗になる。どういう理由かわからないが、彼の婚約者と名乗るTという女性と喫茶店で待ち合わせの約束をする。

クリムトの絵がかけられた小さな喫茶店だった。

冷めていくコーヒーに口もつけずに「婚約者」の話を聞いた。

彼と山に登ったこと、彼の愛読書が何であるか、彼の車でドライブしたこと…。

最後に「婚約者」はこう聞いたという。

「それで、どうして欲しいんですか?」

彼女は全く意味がわからなかった。

「どうして欲しいということは何もありません。」とだけ答えて丁寧な会釈をして彼女は席を立った。

要するに彼が二股をかけていたのだが、「婚約者」は彼に結婚を迫り、「婚約者」自ら彼女を排除したということなのだ。裏切ったのは彼、そんな彼を我が物とするために、彼女を傷つけた「婚約者」は法律を犯さずとも、人の道を大きく外れた外道である。

辛いのだから大いに泣くべきだ。それは人間としてごく自然なこと。

そして無理に彼を忘れる必要はない。別れという事実は受け入れる必要があるが、彼への気持ちを無理に断ち切る必要はないということだ。彼女が彼を愛したということは紛れもない真実なのだから、それは大切に心の奥にしまっておくといい。

誰かにそばにいてもらうのもいい。出会い頭の事故で心が複雑骨折したようなものだ。以前のように元気には時間も必要だから。

そして、自分を責めたりしないように。あなたは何も悪くないのだから。

この記事を書いた人

あぐり

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