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おしゃべりな知恵者 天機・巨門

常に知的好奇心に満ちあふれている天機星と、言葉たくみな巨門星を合わせもつ天機・巨門の星を持つ人。

二つの能力が相まって分析能力の優れた弁論家になれる。

天機星は、文字どおり「天の機密」つまり全宇宙の理についての神秘的な知恵をつかさどる星だ。多くの書を読みあらゆる学問への興味がつきない。

アーサー王伝説に登場するマーリン、指輪物語のガンダルフといったイメージだろうか。

「封神演技」では「太公望」が天機星となっている。

太公望は釣りをしていたところを文王に見出されたという逸話がある。

では、なぜそんな逸材が地方になど隠遁していたのか?

それは殷王朝の悪政から逃れていたためだった。

天の意にそぐわないことはしないという理想主義者の星でもある。

太公望は待つことができる人物だ。

つまり天の機会、千載一遇のチャンスがいつ巡ってくるかを知っている。

太公望が文王と巡り会ったのは、彼がすでに晩年に差し掛かった頃。

それまで太公望は「釣り」をしてひたすら自分が世に出るタイミングを伺っていたのだ。大変な戦略家である。

巨門星は「口舌の星」とも「オタクの星」とも言われる。

オタクなだけあって細かいところにも気が付いてしまう。喋りすぎというくらい言葉が泉のようにあふれてくる。

うちの息子が大学に受かった、亭主が家事を手伝ってくれない、隣の人のゴミの捨て方が間違っている…etc…家庭内外の個人情報を事細かに話してくれる…そう…それこそが巨門星の特徴。

「封神演技」では、巨門星は実は天機星の太公望の妻「馬千金」として登場する。太公望が殷から追放されたとき、散々悪態をついて離縁してしまうのだ。

悪妻の代名詞みたいに思われているのだが、実際、夫が立身出世街道から外れたら、それは見切りをつけるのは当然と言えば当然のことだろう。

文王に見出された太公望に馬千金は復縁を申し出る。

「殷王朝での追放は文王につかえるための偽装だったのね!だったら初めからそう言って欲しかった〜。」というのが彼女の言い分だろう。

ところが、太公望は「覆水盆にかえらず」とにべもない。

天機、巨門を併せ持つと、探究心はさらに助長されマニアックに走ることになりそうだ。作家の太宰 治も天機、巨門をあわせ持つ。

彼の作品「御伽草紙」などを読むと滝のように言葉があふれてくる。

天機と巨門が同宮することで、専門的で誰も挑めないような世界で成功をおさめることができるかもしれない。

この記事を書いた人

あぐり

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