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阿部サダヲ、星をみて想う。

只今話題のNHK大河ドラマ「平清盛」。

阿部サダヲが演じる「信西」はまたの名を

「藤原通憲(ふじわらのみちのり)」といいます。
 

彼は儒教、道教、陰陽道、仏教などに通じた知識人でした。


ある日身づくろいのために桶の水に自分の顔を映したところ、

なんと首に剣を突き付けられたそうになっていた。

多少なりとも人相の知識があった通憲だが、

気にかかって仕様がなかったので、

占い師にもその人相をみてもらったところ、

占い師は「出家でもすれば、剣難を逃れられる」といったそうです。

通憲は自分の見解と占い師が言った結果が一致していたので、

ただちに出家しました。


後にこの占いは半分当たることになります。

平治の乱のおり、通憲は54歳で源頼朝の家来に斬られてしまいます。

出家したにもかかわらず、結局剣難を逃れられなかったのです。


ちなみに通憲は自分の死期を占いで知っていました。

平治元年(1159年)12月9日。

通憲は白い虹が太陽を貫く有様を見ていました。

通憲はその風景を、家臣が君主を滅ぼす前兆だと解釈していたのです。

それを君主である後白河上皇に伝えようとしたのですが、

不在で会うことができず、

その帰り道に金星と木星の動きをみて、自分の死を悟ったといわれています。



当時は知識人にのみ許された、未来を知る術だった占い。

それは生死を読む術であり、権力者たちにとっては

すごく常識的な出世や戦術の心得だったのかもしれませんね。




某 件太郎

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