HOME > 星読み師たちの総合ブログ > アーカイブ > 某 件太郎 > 99の感謝

  • banner1.jpg
  • banner1.jpg

99の感謝

【九十九神】

“付喪神”とも書きます。

“つくもがみ”と読みます。


長い間人に使われた【道具】には神や霊が宿り、

人々に幸や不幸をもたらすという考え方です。

時には妖怪として描かれることもあります。


これには山や川、岩や大木などの大自然に神が宿ると考えた

太古の日本人の思想である自然崇拝や精霊崇拝の影響がみられます。

神社が存在する以前には、

大木や大岩といった大きくて年月の経っていそうなモノを

神が降りる、“依り代”として崇めていました。


「もったいない」

という言葉がありますが、

これはもともと仏教用語の「物体」(もったい)からの引用ですが、

これも霊魂が宿ると考え、モノを大切にしてきた日本人らしい言葉といえます。


このような考え方から何年も使ったものを処分する際には、

物に宿った霊魂の祟りが起きないように、

感謝の念を込めて処分したわけです。


昔から日本人は【物】を神や霊魂が宿る存在として、

畏敬の念をもって扱ってきました。


こうした【物】にたいする人々の恐れや尊敬の念が、

九十九神の概念を生み出したのかもしれませんね。

 

 

某 件太郎

この記事を書いた人

メルマガ登録はこちら

オンラインでチャット占いCoCoYomi

Lineトーク占い師募集
国内最大級の占いサービス・LINEトーク占いの占い師を募集しています

占い館のフランチャイズオーナー募集中
低リスクで不況に強い「占いビジネス」は起業にも副業にも最適です

電話占い師募集
電話占い業界最大手で、占い師のお仕事を始めるチャンスです

東京・表参道で占いを勉強するなら原宿占い学院
東京・表参道で占いを勉強するなら原宿占い学院

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 99の感謝

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.hoshiyomishi.com/bcms/mt-tb.cgi/898

< 四季折々の祈り  |  一覧へ戻る  |  はじめまして~前編~ >

このページのトップへ

月別 アーカイブ