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旬の占い

月には上旬、中旬、下旬があります。

実はこの分け方は占いに由来しています。


古代中国では10日ごとに吉凶を占う習慣がありました。

これを卜旬(ぼくじゅん)といいます。


上旬、中旬、下旬という分類自体も古代中国の殷の時代に始まっています。

10日で1セットという考え方は、 “ 十干 ” ( じゅっかん ) にもとずいたものでしょう。


十干とは古代中国の思想である陰陽五行説にある法則です。

五行とは木火土金水の5つの要素から世界のすべてができているという発想ですが

この五種類の要素をそれぞれ “ +(陽) ” と “ -(陰) ” の2種類に分けますと、

5種類×2種類で10種類に分類されます。

この陰陽五行10種の分類が “ 十干 ”  というわけです。



しかし十干はこのような複雑な意味を持つ以前に、

単に数をかぞえるために使われていました。

 

では、そもそも何故 “ 10 ” である必要があったのか?


それは10という数字が人間の両手の指の数だからです。

人は文明が発生したとき、一番身近にあるもの、

つまり指で数をかぞえ、

両手を使って一度に数えきれる “ 10 ” という数を

1セットと認識しました。

ここから “ 十干 ” が考えられたわけです。


そしてこの1セット、つまり10日間を “ 旬 ( じゅん ) ”  と名付けました。


月の満ち欠けが一回りするのをその名の通り “ ひと月 ” とし、

上中下の3つの旬に区切ったのです。


古代中国人たちにも同様に、10日という “ 区切り ” ごとに占いをする習慣があったのでしょう。

 

ちなみに今の僕たち現代日本にも年明けにおみくじを引く、

つまり1年という “ 区切り ” のはじめに占いをする習慣があります。

 

そういった意味ではこの “ おみくじ ” の習慣も

かつて10日という1区切りごとに行われていた、

古代中国の卜旬に起源があるのかもしれませんね。




某 件太郎

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