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2026年10月16日(金)癸亥 夢を見ることから夢を生きることへ

今日の干支は「癸亥(みずのとい)」です。

癸は、雨や霧、露などを象徴する陰の水。

亥は、季節でいえば冬の始まりを表します。

ですから癸亥は、冬の始まりに静かに降る雨のようなイメージです。

秋が深まり、木々は葉を落とし、草花もその姿を消していきます。

冷え冷えとした大地に冷たい雨が降るとき

人の心も静まり返っていくとともに、様々な感情が洗い出される時期でもあります。

透明感のある雨粒が地面に降り注ぐ時、悲しかったり辛かったりという感情がふと湧き上がってくるかも知れません。でもそれは心が自然な反応をしているだけなので、大切に感じ取ってあげるといいでしょう。

そして癸亥は、六十干支の最後にあたります。

最後というのは、すべてが終わるということではなく、次の始まりを内包しているということ。

終わりの中に、すでに始まりが宿っている。

そんな自然界の循環を象徴しているように思います。

さて、今日の月は射手座にあります。

そして夜21時57分、山羊座へと移動します。

射手座は、自由や探求、理想を象徴する星座です。

もっと遠くへ行きたい。

もっと広い世界を知りたい。

自分の可能性を試してみたい。

そんな未来への希望を広げてくれます。

一方、山羊座は現実的な星座です。

射手座が「こんな人生を生きてみたい」と夢を見るなら、山羊座は「では、そのために今日、何をしましょうか」と問いかけます。

つまり今日は、夢を見ることから、夢を生きることへと意識を移していく日、と読むことができるんですね。

さらに今日は、水瓶座で逆行していた冥王星が順行へと戻ります。

冥王星は、根本的な変容や再生を象徴する天体です。

ここで、ひとつ考えてみたいことがあります。

私たちが人生で叶えたいと思っている夢は、本当に自分自身の願いなのでしょうか。

人から認められたい。

立派な人だと思われたい。

誰かの期待に応えたい。

そんな思いが、いつの間にか自分の夢にすり替わっていることもあります。

でも、もし誰からも褒められず、誰にも評価されなかったとしても、それでもやってみたいことがあるとしたら。

そこには、自分の魂が本当に望んでいるものが隠れているのかもしれません。

私は、使命とは「命の使い方」なのだと思っています。

何か特別な役割を探し当てることではなく、自分に与えられた命を、何に、どのように使っていくのか。

その選択そのものが、使命につながっていくのではないでしょうか。

今日の癸亥は、冬の大地を潤す水。

射手座の月は、未来への希望。

そして山羊座の月は、その希望を現実に育てる力です。

大きなことを始める必要はありません。

ずっとやってみたかったことに、ほんの少し時間を使ってみる。

いつか叶えたいと思っていた夢を、今日の予定にひとつ加えてみる。

その小さな行動が、やがて人生を変えていくのかもしれません。

春の芽吹きは、春になって突然始まるわけではありません。

冬の静けさの中で、すでに始まっているんですね。

夢を見ることと、夢を生きることは違います。

今日は、自分の心の奥にある願いに耳を澄ませて、その願いを現実の世界で少しだけ生きてみる。

そんな一日にしてみてはいかがでしょうか。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

この記事を書いた人

あぐり

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