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弱音を吐かないうちに、ひとりで抱えることが当たり前になる

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こんばんは、美月マーシャです。



鑑定の席で、こんな言葉を聞くことがあります。

「相談っていうほど、まとまってないんですけど…」

「なんとなく、ずっと引っかかっていて」

そう言ったあと、少しだけ間が空く。

言葉にしようとして、

でも、どこまで話していいのか分からない。

そんな迷いが、空気ににじむ瞬間です。

よくよく話を伺っていくと、

その「引っかかり」は、

最近突然生まれたものではないことがほとんど。

ずっと前から、

胸のどこかにあった違和感。

ただ、日常の慌ただしさの中で、

後回しにされてきただけ。

それでもご本人は、

「弱音を吐くほどじゃない」

「困っている、というほどでもない」

と、自分に言い聞かせています。

弱音を吐けない人というのは、

頑張り屋で、責任感が強く、

物事を前に進めようとする人が多いのです。

多くの場合、

そうしないほうがうまく回ってきた。

そうしているほうが、

評価され、必要とされてきた。

頼るより、自分で引き受ける。

立ち止まるより、もう少し頑張る。

そんな選択を、

何度も重ねてきただけなのです。

そのうち、

「誰かに話す前に、自分で処理する」

「相談する前に、もう少し様子を見る」

が、当たり前になっていく。

気づけば、

ひとりで抱える状態が、

特別なことではなくなっているんです。

だからこそ違和感は、

普段は奥に潜んでいて

時々「引っかかり」として現れます。

第1話でお話しした

ちゃんとしている人ほど、

この感覚に慣れてしまっていることが多いように感じます。

鑑定でも、

本当の悩みが最初から出てくることはあまりありません。

近況の話や、

ちょっとした会話のやりとりの間に、

ぽつりと本音が混じる。

「実は…」

「そういえば…」

その言葉が出てきたとき、

ようやく、

自分の気持ちに触れられた、

という方も多いです。

無理に弱音を吐かなくてもいいし、

誰かに頼らないといけないわけでもない。

ただ、

「今まで自分の気持ちを

だいぶ飲み込んでいたかもしれない」

ということに、気づくことはできます。

これからは、もうその小さな感覚を

なかったことにしない。

そうするだけでも、

心の中から少しずつ変わり始めます。



美月マーシャ

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この記事を書いた人

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