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「恐山」に行って涙した日

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恐山に行って涙した日

皆さんは「恐山」と聞くと、どんなイメージを持たれますか?

私はずっと、ちょっと怖い場所だと思っていました。
ドラマや映画に映るお地蔵様や風車、石の隙間から立ちのぼる湯気…。
そして「恐れる山」と書くその名の響き。

そんなイメージばかりが強く、正直なところ足を運ぶのをためらっていたのです。

けれども姉(真言宗の在家僧)が言いました。
「恐山は怖いところじゃないの。清らかで、亡くなった方と心でつながれる場所なのよ。」

その言葉に背中を押され、思い切って先日恐山に行ってきました。

宇曽利湖で父を感じた時間

到着したのは夕暮れどき。
その日は恐山の霊場を囲むように広がる宇曽利湖に直行しました。
宇曽利湖は、亡き人に会えると伝わる神秘的な湖です。

湖畔に立ったとき、写真では伝わらない静けさに包まれ、胸の奥が震えるようでした。

私は2016年に亡くなった父を心の中で呼びました。
幼い頃から「よしよし」と頭を撫でてくれるように、いつも可愛がってくれた父。

目を閉じて話しかけていると、不思議と「大丈夫、大丈夫。よくわかっているよ。」と撫でてもらっているような感覚がしたのです。
涙が止まらなくなり、まるで子どもに戻ったように父に甘える自分がいました。

父の好きだったビールを手にしながら、父に報告をするように語りかける時間。
姿は見えないけれど、確かに父がそこにいて、寄り添ってくれているように感じました。

一緒に行った友人たちも、それぞれ大切な人を呼び、涙していました。
恐山は「怖い場所」ではなく、「亡き人と心で再会できる場所」だったのです。

南(禅僧)の法話と震災の記憶

その夜は宿坊に泊まり、温泉に浸かって心身ともに癒されました。
そして、その日は南禅僧がいらっしゃり、運良く法話を拝聴することができました。

南禅僧のお話の中で特に印象深かったのは、東日本大震災の後の出来事でした。
恐山には、震災で亡くした家族に会いたいと願う遺族が数えきれないほど訪れた(現在も)といいます。

年月が経った今も、「もう誰にも言えない苦しみ」を抱え続けている人がたくさんいる。
大切な人を失った悲しみは、時間が経っても変わらないのだと。

南(禅僧)は、そんな方々の心に寄り添い、今も亡くなられた方々の霊を慰め続けているそうです。

東北出身の私にとって、その話は胸を突かれるものでした。
震災の光景や、あの時の痛みが蘇り、熱いものが込み上げてきました。

「大切な人を失った悲しみは、誰にでもある。だからこそ、苦しみを抱えたままの人を支える場であり続けたい。」
そう語られる姿に、静かな強さを感じました。

恐山が人々の心を支える場所であることを、改めて知った瞬間でした。

生きているうちに行こう

恐山で過ごした時間は、私に大きな気づきをくれました。

「いつか」ではなく「今」行こう。
行きたいと感じる場所は、生きて元気でいるうちに行っておきたい。

日本には、まだまだ訪れてみたい場所がたくさんあります。
それを叶えていけるのは、今の自分の足と心が動くうちだけ。

こうした体験は、私の心の引き出しを増やし、自分自身を成長させてくれます。
占いの場でも、誰かに寄り添うためには、こうして感じたこと、学んだことが糧になります。

人生の折り返しだからこそ、「行きたい」と思う場所へ勇気を出して足を運ぶ。
それが、これからの私の生き方につながると感じています。

次回は、恐山の翌日に訪れた少し不思議で楽しい場所についてお話しします。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。

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この記事を書いた人

唯真 伊由

軽やかに未来へ進めるよう、心を込めて寄り添ってまいります。

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