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以前のメンタルヘルスのブログで

発達障害の『注意欠如・多動症(ADHD）』

について書きましたが

今回は

『学習障害（LD）』について

詳しく言及していこうと思います。

《発達障害》「学習障害(LD)について 」

＜学習障害(LD)について＞

全般的な知的発達には問題がないのに、

読む、書く、計算するなどの

何か特定の学習についてスムーズにいかない状態を言います。

ちなみに『LD』とは

「Learning Disability」の略。

＜発達障害の症状と種類＞

学習障害（LD）にはさまざまなタイプがあって

人によって症状の現れ方も違い

診断が難しいと言われています。

分類する場合は

主に下記の３種類に分類されています。

＊読みの困難

＊書きの困難

＊算数、推論の困難

ただ苦手な分野というだけの場合もあり

大人になるまで気づかれないことも多いようです。

全ての分野の学習が難しいというわけではなく

１つの分野で苦手で

それ以外の分野では問題が見られないことが多く、

判断が難しいのです。

『読みの困難』は

学習障害と診断された人の中では

一番多く見られる症状のようです。

欧米では約10～20%の人が

この症状があると言われています。

「見た文字を音にするのが苦手」

＊「わ」と「ね」、「シ」と「ツ」が区別できない

＊文章を読んでいて

どこを読んでいるのか分からなくなるなど

『書きの困難』は

脳内で体に指示を出して手を動かすという

伝達機能がうまくいっていないことが原因の

可能性が高いようです。

・文字が書けない

・書いてある文字を写せない

・文字の形や大きさがバラバラになったり

　マス目からはみ出したりする

・誤字脱字や書き順の間違いが多い

・漢字が苦手で覚えられない　　など

『算数、推論の困難』は

数字や数式の扱いや推論が苦手な学習障害。

＊簡単な数字を理解できない

＊数の大きい小さいがよくわからない。

など

＜まとめ＞

学習障害の子どもに対しては、

教育的な支援がとっても大事です。

学習障害は、気づかれにくい障害です。

「文章を読んでいて、どこを読んでいるのか分からなくなる」

「漢字が苦手で覚えられない」

「誤字脱字や書き順の間違いが多い」

などは『学習障害』などという名前で

診断されなくても

誰でもあり得るような内容ですよね。

だからこそ埋もれやすく

それが例えばいじめの原因になってしまったり

家庭において

学習障害であることを理解せずに

親が子供ができないことを厳しく叱ってしまうことで

別の弊害を生んでしまうおそれがあります。

子どもの状況を正確に把握して、

子どもがただ手を抜いていると頭ごなしに決めつけないで

しっかり理解してあげることが大事ではないかと思います。

厚生労働省のホームページより引用しています。

(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html)

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