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2026年10月13日(火)庚申――秋の陽射しを受けた刀で迷いを断つ

今日の干支は「庚申(かのえさる)」です。

庚は、五行では金。

自然界では、刀や鋼鉄を表します。

そして申は、秋の始まりを象徴する十二支。

つまり今日は、「秋の初めの刀」

秋という季節は、春から夏にかけて育ってきたものが実を結び、やがて余分なものを落としていく季節です。

そして刀には、物事を切り分ける力があります。

何を残して、何を手放すのか。

そんな審美眼も刀には備わっています。

炎によって鍛え上げられ、真の刃を備えているからです。

見極めがテーマにな

さて、星の動きを見てみましょう。

10月11日には天秤座で新月を迎えました。

天秤座は、人間関係や調和、バランスを象徴する星座です。

相手を尊重すること。

互いの違いを認め合うこと。

そんな新しい人間関係の始まりを告げる新月でした。

そして今日、月は蠍座にあります。

天秤座が「相手とどう関わるか」を考える星座なら、蠍座は「私は本当はどう感じているのか」を深く見つめる星座です。

人と仲良くしたい。

争いごとは避けたい。

そう思うあまり、自分の本当の気持ちを後回しにしてしまうことはないでしょうか。

本当は嫌なのに、笑顔で引き受けてしまう。

本当は悲しいのに、平気なふりをしてしまう。

そんな自分の心の奥にある感情に、今日は気づきやすいかもしれません。

しかも今、愛情や価値観を象徴する金星も、蠍座で逆行しています。

これは占星術的には、自分にとって本当に大切なものは何か、改めて見直す時期と考えられます。

例えば、誰かに認めてもらいたくて頑張っていること。

嫌われたくなくて我慢していること。

それは本当に、自分が望んでいることなのでしょうか。

ここで、今日の庚申の刀が意味を持ってきます。

刀というと、何かを切り捨てる、強いイメージがありますね。

けれども、刀は使い方によって、人を傷つけるものにも、大切なものを守るものにもなります。

今日、断ち切りたいのは、人との縁ではありません。

自分自身を縛っている、古い思い込みです。

「私はこうしなければならない」

「人から認められなければ価値がない」

そんな思い込みに気づくことが、今日の大切な一歩になるのだと思います。

これは、神道の「祓い」という考え方にも通じるものがあります。

祓いとは、単に悪いものを追い払うことではありません。

本来の清らかな状態へ立ち返ること。

心を覆っていたものが取り除かれると、本来の自分が見えてくる。

そう捉えることもできるでしょう。

私たちは、自分を変えなければ幸せになれないと思いがちです。

けれども、本当は、自分を変えることよりも、自分を覆っている思い込みに気づくことのほうが大切なのかもしれません。

今日の蠍座の月は、心の奥にある本音を照らし、庚申の刀は、その本音を覆っていた迷いを断つ。

そして天秤座の新月が始めた、人との新しい関係へとつながっていく。

本当の調和とは、自分を犠牲にしてつくるものではありません。

自分を大切にすることと、相手を大切にすること。

その両方があってこそ、豊かな関係が育まれるのでしょう。

今日の庚申の刀は、人を裁くためではなく、自分の迷いを断つために。

そんな一日にしていきたいですね。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

この記事を書いた人

あぐり

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