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2026年9月24日 辛丑 磨くとは、足すことではなく、曇りを落とすこと

辛は、自然界では「宝石」。

そして丑は、季節でいうと「冬の終わり」を表します。

ですから辛丑は、

「冬の終わりの宝石」

のようなイメージです。

まだ春には少し早い。

空気には冬の冷たさが残っている。

けれど、土の中では、もう次の季節が始まっている。

そんな静かな時間の中で、

宝石がひっそりと光っているような日です。

辛は、とても向上心の強い性質を持っています。

もっと良くなりたい。

もっと磨きたい。

もっと高いところへ行きたい。

そんな気持ちを持ちやすい。

でも今日は、

「自分を磨く」ということについて、

少し違う角度から考えてみたいと思います。

私たちは、自分を成長させようとするとき、

何かを足そうとしがちです。

もっと勉強しなければ。

もっと努力しなければ。

もっと資格を取らなければ。

もっと人から認められる自分にならなければ。

けれど宝石は、

何かを付け足すことで輝くわけではありません。

表面の曇りを落としていくことで、

もともとあった光が見えてくる。

今日の辛丑は、

そんなことを教えてくれているように思います。

そして今日、月は水瓶座から魚座へ移っていきます。

水瓶座の月は、

少し距離を取って物事を見る力を与えてくれます。

これは本当に必要なのか。

私は本当にそう思っているのか。

周りがそう言っているから、

なんとなく信じているだけではないか。

そんなふうに、

自分を少し離れたところから見つめる時間です。

そして魚座へ入ると、

今度は頭ではなく、

感覚や心の奥に意識が向かっていきます。

考えることから、

感じることへ。

整理することから、

静かに受け取ることへ。

さらに今は、

土星、天王星、海王星、冥王星という、

大きな天体が逆行しています。

占星術では逆行の時期は、

外へ外へと進むよりも、

いったん内側へ戻って見直す時間と考えます。

これまで選んできたもの。

信じてきたもの。

我慢して続けてきたこと。

「こうあるべき」と思ってきたこと。

その中に、

もう今の自分には必要のないものがないか。

今日は少し見直してみてもよいかもしれません。

磨くというのは、

新しい自分になることではない。

誰かのようになることでもない。

余計なものを落として、

本来の自分に戻っていくこと。

私たちは時々、

足りないから苦しいのではなく、

余計なものを抱えすぎて苦しくなっています。

人の期待。

昔の役割。

こうしなければ愛されないという思い込み。

ちゃんとしていなければ価値がないという思い込み。

それらを一つずつ拭っていく。

すると、

その奥から、

もともとあった自分の光が見えてきます。

今日のテーマは、

「磨くとは、足すことではなく、曇りを落とすこと」。

もっと良くならなければ、と焦る前に、

まず、自分の輝きを曇らせているものは何だろうと、

静かに見つめてみる。

冬の終わりの宝石のように、

誰かに見せるためではなく、

自分自身のために、

静かに自分を磨く一日にしてみてください。

この記事を書いた人

あぐり

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