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2026年9月15日 壬辰 感情を深く味わうことで新しい世界と出会う

「壬」は五行では水。

自然界にたとえると、海を表します。

そして「辰」は、季節でいうと春の終わり。

ですから壬辰は、

春の終わりの海。

春の海というと、

「春の海、ひねもすのたりのたりかな」

という句を思い出すように、

どこか穏やかで、静かな印象があります。

けれど、海というのは不思議なものです。

表面が静かだからといって、

海の中まで止まっているわけではありません。

たくさんの生命が育ち、

潮が動き、

水温が変わり、

私たちの目には見えないところで、

絶えず変化が起きています。

人の心も、少し似ています。

自分では、

「特に何もない」

「まあ大丈夫」

「別に気にしていない」

と思っていても、

心の奥では、

いろいろな感情が動いていることがあります。

今日は、

実は自分の内側で、こんなことが起きていたのか

と気づくことがあるかもしれません。

「まあ、いいか」の下にあるもの

しかも今日、

月は蠍座を進んでいます。

蠍座は、

表面的なところだけを見て、

「まあ、いいか」

と終わらせることができません。

むしろ、

「でも、本当はどう思っているの?」

と、

さらに奥へ入っていこうとします。

嫌ではないと思っていた。

でも、

よく考えてみたら、

かなり無理をしていた。

条件は悪くない。

周りから見れば恵まれている。

それなのに、

なぜか心が動かない。

逆に、

理由はうまく説明できないのに、

どうしても気になって仕方がない。

そんな、

普段は意識の下へ沈んでいる感情が、

今日は浮かび上がってくるかもしれません。

壬辰も、

蠍座の月も、

共通しているのは、

深いところを見る力。

だから今日は、

自分の本音を知るには、

とても良い日なのです。

感情は大切。でも、感情=事実ではない

ただし、

ここで一つ大切なことがあります。

強く感じたことが、
そのまま事実とは限りません。

今日は金星も蠍座を進み、

冥王星との緊張した配置へ向かっています。

金星は、

愛情や人間関係、

お金、

そして自分にとっての「価値」を表します。

そこへ冥王星が関わると、

普段なら流せるようなことでも、

妙に強く引っかかることがあります。

「あの人は、私を大切にしていない」

「なんで私は、こんなにこの人が気になるんだろう」

「もう全部やめてしまいたい」

そんな気持ちが、

いつも以上に強くなることもあるでしょう。

でも、

その感情を、

「こんなことを感じてはいけない」

と押し込める必要はありません。

怒ったなら、

怒っている。

悲しいなら、

悲しい。

寂しいなら、

寂しい。

まずは、

「私は今、こう感じているんだな」

と認めてあげる。

ただ、

そこで一度だけ、

立ち止まってみる。

これは事実なのか。
それとも、私の解釈なのか。

たとえば、

返信が遅い。

これは「事実」です。

でも、

「私は大切にされていない」

まで行くと、

そこには自分の解釈が入ります。

相手が不機嫌だった。

これは事実かもしれない。

でも、

「私が何か悪いことをしたに違いない」

となれば、

それはまだ分かりません。

私たちは、

感情が強くなるほど、

感じたことと、実際に起きていることを同じものとして扱いやすくなります。

だからこそ今日は、

感じることと、

確かめること。

その両方が大切です。

蠍座で感じて、乙女座で確かめる

今日の太陽は乙女座にあります。

乙女座が得意なのは、

整理すること。

分析すること。

そして、

現実を丁寧に観察することです。

ここが、

今日の面白いところです。

蠍座の月は、

「本当はどう感じている?」

と心の奥へ潜っていく。

一方、

乙女座の太陽は、

「では、実際には何が起きている?」

と現実を確認する。

どちらかだけではありません。

深く感じる。

そして、

冷静に確かめる。

蠍座で感じて、
乙女座で確認する。

今日は、

この二つをセットで使うとよさそうです。

気づいたことを、一つだけ現実へ

さらに今日は、

乙女座の太陽と、

蟹座の火星が調和しています。

これは、

心の中で気づいたことを、

小さな行動へ移す

後押しをしてくれる配置です。

本当は疲れていた。

そう気づいたなら、

少し休む時間をつくる。

この関係では、

少し無理をしていた。

そう気づいたなら、

今日は一つだけ断ってみる。

ずっと気になっていたことがあるなら、

一つ片づけてみる。

言いたかったことがあるなら、

少しだけ言葉にしてみる。

いきなり人生を変えなくてもいいのです。

今日、

心の奥から浮かび上がってきたものを、

一つだけ現実の世界へ持ち帰る。

それで十分です。

心の海へ潜ってみる

壬辰の海は、

ただ深いだけではありません。

その底には、

自分でもまだ知らない感情や、

忘れていた願いや、

ずっと飲み込んできた言葉が、

静かに眠っているのかもしれません。

今日は、

そこへ少し潜ってみる。

そして、

見つけたものを、

いきなり「これが答えだ」と決めない。

手のひらに乗せるように、

よく眺めてみる。

これは何だろう。

どうして私は、

こんなふうに感じたのだろう。

実際には、

何が起きているのだろう。

そこまで見て初めて、

感情は、

私たちを振り回すものではなく、

自分を知るための手がかり

になります。

今日のテーマは、

深く感じる。
でも、感情だけで決めない。

心の奥で見つけたものを、

現実の光で照らし出してみる。

そんな一日にしてみてください。

この記事を書いた人

あぐり

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