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2026年3月25日 戊戌 山の時 心帰りて 春を選ばん


この日の空気には、「静かに積み上げられたものが、ひとつのかたちを成す」という趣が宿ります。

戊は山。揺るがぬ大地。
そして戌は、すべてが熟し、役目を終え、次の循環へと還っていく「秋の終わり」。

この二つが重なる戊戌は、
「完成と収束、そして次の始まりへ向けた静かな整理」を象徴します。

春のただ中にありながら、どこか“秋の気配”を含む――
それは、外側の季節ではなく、内面の成熟を意味しているのです。

■ 戊戌がもたらす本質的なテーマ

この日は、何かを新しく始めるというよりも、
これまで続けてきたことの中から、

・本当に残すべきもの
・手放してよいもの
・形にするべきもの

を見極める力が働きます。

山が長い時間をかけて地層を重ねるように、
あなたの中にも、気づかぬうちに積み重なってきたものがあるはずです。

戊戌の日は、それを**「一つの答え」として結晶化させる日**。

焦って進む必要はありません。
むしろ、立ち止まり、見渡し、整えることに意味があるのです。

■ 月の移動:双子座 → 蟹座(19:33)

この日の大きな転換点は、19時33分。
月が双子座から蟹座へと移ります。

◇ 双子座の月(〜19:33)

日中は、風のように軽やかな双子座の月。

・情報交換
・会話
・思考の整理
・複数の視点を持つこと

こうしたことに適した時間帯です。

ただし、戊戌の「収束」のエネルギーと重なることで、
単なる情報収集では終わらず、

「何を選び取るか」が問われる流れになります。

多くを知るより、
本当に必要な一つを見極めること。

それが、この日の知性の使い方です。

◇ 蟹座の月(19:33〜)

夜になると、月は蟹座へ。

ここで空気は一変します。

双子座の「外へ広がる意識」から、
蟹座の「内へ還る意識」へ。

・安心できる場所
・心を許せる人
・自分の本音

こうしたものへ、自然と意識が向かっていきます。

戊戌の「完成」と、蟹座の「帰る場所」が重なることで、

この夜は、
「自分にとっての居場所とは何か」を深く感じ取る時間となるでしょう。

■ 天体全体の流れ(2026年3月25日)

この時期は、春分を越えたばかり。

太陽は牡羊座に入り、
世界は「始まり」のエネルギーに満ちています。

しかし同時に、

・土星と海王星が牡羊座で重なり続ける流れ
・冥王星が水瓶座で社会構造を変え続けている流れ

こうした大きな背景の中で、

「ただ始める」のではなく、
**
「何を現実として根づかせるか」**が問われています。

■ この日の過ごし方の鍵

この日をひとことで言うならば、

「軽やかさの中に、深い選択を宿す日」

昼は風のように、柔らかく広がりながら、
夜は静かに、自分の内側へと帰っていく。

その中で、

・続けるもの
・終えるもの
・守るもの

を、静かに決めていく。

■ ひとこと

山は、急いで形を成したわけではありません。
風や雨、長い時間の積み重ねによって、今の姿を持っています。

あなたの中にも、すでに“山”はあるのです。

この日は、それに気づく日。

そして――
その山のどこに、これからの道を通すのかを、
そっと選び取る日なのです。

この記事を書いた人

あぐり

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