原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

品のないドヤ顔の上司がプロジェクトチームを仕切っている。

「俺はなんでも知っている」と、思いこみ達人のその上司は怖いもの知らず。

強引さはあっても繊細さはない。

人の気持ちを無視する鈍感さはあっても、人の可能性を見出すやさしさは無い。

自分を認めさせることが最も重要なこと。仕事のできの客観的な良し悪しなどは関係がない。

自分がどれだけ評価されたかが、仕事の結果の基準なのだ。

そう、ジャイアンみたいな奴だ。

ある程度の仕事の実績があるので、ジャイアンはその上に胡座をかいてチーム全体を支配しようとする。

チームメンバーも逆らっても仕方がないので、とりあえずついていけば問題ないと事なかれ主義に走る。

そんな中で、あなたはジャイアンを許すわけにはいかない。

あなたには優れた審美眼が備わっているので、仕事の良し悪し、チームのレベルなどなど、様々な点でジャイアンのレベルの低さを感知してしまうのだ。

他のチームメンバーは感性がにぶくて気がつかないか、気がついてもジャイアンに逆らうのは得策ではないと考えているかのいずれかだ。

当然、納得できないと異を唱えるのはあなた一人。

そう、あなたは間違っているわけではないのに、何故か孤立してしまうというのは、こういう理由からだ。

だが考えて欲しい。そんな状態が今後十年、いや三年続くだろうか？

ジャイアンだけが評価され、ジャイアンの一声でチームが動く。

動くけれどもそこにチームメンバーのイキイキした姿は感じられない。

人を活かせないチームや組織が何を生み出せるというのか？

そこで、あなたが描く理想のチームとはどんなものだろうか？

ひとりのカリスマが率いるチームだろうか？

あるいは、自立したチームメンバーが意見を出し合える自由な作風を持ったチームがいいだろうか？

ひとりの優秀な天才が発案・企画し他のメンバーが実現のための手足となって動いていくのか？

メンバーが各自の意見を持ち寄って新しいものを作り出せるチームが良いのか？

理想のチームを思い描くことができたなら、それに向けて戦略を立てることが大切だ。

戦略を立てるためにはジャイアンに対する怒りから自分の心を自由にすることだ。

怒りに覆われた心では正しい現実を捉えて正しい戦略を立てることができないからだ。

聡明なあなたならわかっているはずだ。あなたの目的は怒りを爆発させることではないと。

あなたが理想とするチームに向けて一歩を踏み出そう。