原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

数秘【3】の人と結婚したHさんの話。

Hさんはとっても寂しがり屋さんの依存体質。

一人の時間が楽しめなくて、一人で時間を持て余すと、すぐに電話をしてきては、愚痴が始まる。

「うん、うん、分かるよ〜」

と答えながらも、話半分で電話をスピーカーフォンにして、他のことをしている私。

かまってちゃんの彼女の旦那さんは数秘【3】の人。

営業の仕事に就いて、そろそろ30年。
彼はとても人懐こくて、人の懐にスルッと入り込む特異な才能を持つ。

勿論、営業の才能は素晴らしく、早くからトップセールスに躍り出て、出世街道まっしぐらのはずが、彼は役職に就くのを嫌い、営業一筋を貫くのだそう。

数秘【3】の彼は、楽しいと思うことは、水を得た魚のごとく、結果を出していく。
もう、才能でしかない。

当然、これだけの売り上げを弾き出す彼なので、彼のお陰で結婚生活は豊かで、お金の苦労はまるでなし。

幸せそのものなのだ。

それなのに、
そんな夫を持つ彼女には、大きな不満がある。
それが

「かまってくれない」

なのだ。

結婚してから夫のサポートを献身的にしながら、二人の息子の教育に力を入れ、彼女のサポートの甲斐もあり、二人の息子は某有名大学に通い、素晴らしいなぁ、と陰ながら応援しながら見てきた。

ところが、その彼女の不満は日に日に募っていく。

やり遂げた感からくる喪失感。

子供が成長したら、夫と二人の時間を楽しめると思っていた彼女だったが、予想に反した現実。

彼は仕事が楽しくてしょうがない。その上、接待と称して土日はゴルフ。
そしてゴルフにどハマりした彼は、接待以外でも仲間てゴルフ三昧。

置いてけぼりのHさんなのである。

ライフパスだけではなく未来数も【3】の彼。

Hさん、もう諦めよう！

彼は夫でありながら、◯◯家の長男。
息子だと思って、自由にさせてあげるのがベスト。

「一緒にゴルフ始めてみたら？」

ともアドバイスしてみたけれど、インドアな彼女はやりたくない、と。

それならばHさん、
Hさんも趣味を見つけて、打ち込める何かを探してみたら？

同じ数秘【3】を夫に持つ数秘【7】の別の知り合いは、とても上手くいっている。

だって数秘【7】の彼女は、自分の世界があるから。

彼女はエステシャン。化粧品が好き過ぎて、仕事が楽しくてしょうがない。

だから、自分の邪魔をせず、自由に好き放題楽しんでくれる無邪気な数秘【3】の彼がちょうどいい。

相手の特性が分かれば、自分がどう変われば上手くいくのが見えてくる。

人生100年時代。
Hさんの折り返しの人生はこれからだよ。