原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

 皆様こんにちは！

冬の風を感じる今日この頃ですね。

占い師になってから良く相談される内容の１つに、養子さんを迎えて家を継ぐと言う話があります。

最近は、少子化で一人っ子も多く、

兄弟がいても女の子ばかりという家も多いです。

昔は、家督は長男が継ぐと言う時代もありました。

しかし今は、そんなことも言ってられない時代なんだと思うのです。

何軒も、養子に関する問題を見てきましたが、

天が定めた運命でなければ、その名字が絶えるのは仕方がない流れだと思うという事です

人間の浅知恵で、

養子を取ったり、孫を養子にして苗字を残そうとしても、

結局子供が出来なかったり

結婚そのものをしなかったり…

養子を取った後でも、

遺産相続の時期にもめごとになったりとやはり自然の流れを変えた際は

ひずみが起きるなと感じます。

そして跡取りとして生まれたばかりに、養子を取らなくてはいけないと思い込んで、

婚期を逃す女性も多々います。

今の時代、自分の事だけでも精一杯の人が多く

結婚しても共働きで子供を持つのは難しいと言われる方も多く聞きます。

ましてや親の事までは余裕が無いと言う方も多くいます。

そんな中で、子供の幸せ。

自分の幸せを考えるのに、いつの間にか刷り込まれてきた

「跡取り」「苗字を継ぐ」

と言う感覚はもはや不要なものの様に感じます。

実際お墓の面倒を子供に任すのが可哀想だと言って

神道に宗旨替えしたり

墓じまいをしたいと言う相談も数多くお受けしてきました。

大切なわが子に、

「養子を取りなさい」「跡取り」と言う言葉は

「呪詛」に変わってしまうことがあることを肝に銘じて発するべきだと感じる今日この頃です。

願い事の「言霊」は、良きも悪きも「呪」なのですから…

里村　天胡

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