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「顔も見ないで去っていく」状況って、いったい何があったのだろう?とつい考えてしまう

 ワタクシの両親は大の音楽好きで

二人とも、主にクラシックを聴いていましたが

その影響でワタクシも

生まれる前(お腹の中にいる時)から

音楽に親しんでおりました。

 

 

 

****************

こんばんは!

 

元高校教師系占い師

花手葉 三照(はなてば みてり)です

****************

 

 

 

ワタクシの音楽好きは

もう完全に両親の影響ですが

好きなジャンルは

各々が少しずつ異なります。

 

 

今日は突然、

ワタクシの亡き母が好きだった

越路吹雪の『サン・トワ・マミー』

を思い出したので

それについてちょっと綴ってみたいと思います。

 

 

 

若い方

というかワタクシと同年代の方でも

越路吹雪をご存知の方は

少ないのではないでしょうか。

 

越路吹雪はその歌唱力、表現力で

世間を圧倒したシャンソン歌手。

彼女の歌った名曲は数知れずですが

中でもワタクシの母は

この『サン・トワ・マミー』を

好んで聴いておりました。

そんなわけでワタクシも

この古いシャンソンを知っている

というわけです。

 

そしていつの間にかワタクシ自身も

この曲がとても好きになっていました。

昔は、カラオケで歌っちゃったりも

していました。

(オジサマ方には大変ウケがよろしいですw)

 

 

で、この曲の何がそんなに良いかと言うと

やはり「歌詞」

なんですね。

シャンソンは日本の演歌と一緒で

メロディもさることながら

何といっても歌詞が心を動かす、

そんなジャンルの音楽ではないかと思います。

 

 

 

 

サン・トワ・マミー

 

二人の恋は終わったのね

許してさえくれない貴方

サヨナラと顔も見ないで

去って行った男の心

楽しい夢のようなあの頃を思い出せば

サン・トワ・マミー

悲しくて目の前が暗くなる

サン・トワ・マミー

 

街に出れば男が誘い

ただ意味なくつきまとうけど

この私が行き着くとこは

貴方の胸 ほかにないのよ

サン・トワ・マミー

風のように大空をさまよう恋

サン・トワ・マミー

淋しくて目の前が暗くなる

サン・トワ・マミー

サン・トワ・マミー

淋しくて目の前が暗くなる

サン・トワ・マミー

サン・トワ・マミー

サン・トワ・マミー

 

 

 

 

元々はフランスの歌手

サルバトール・アダモの

『サン・トワ・マミー』を

女性版で日本語訳したものを

越路吹雪が歌ったのですが、

この日本語バージョンが

オリジナルよりもとても切なくて

ステキなのです。

(オリジナルはちょっと

ダメンズの繰り言っぽい笑

でもそこが可愛らしくて

良いのかもしれません。

ワタクシの母はアダモも好きでした)

 

 

この日本語バージョンの歌詞で

一番気になるところ、

それは

「許してさえくれない貴方

サヨナラと顔も見ないで

去って行った男の心」

という部分です。

 

これは一体全体

どういう状況なのか??

皆さんはどう思われますか?

 

“許してさえくれない

顔も見ないで去って行く“

 

って相当ですよね・・・

 

一体どんなことがあったら

このような状況になるのでしょう?

 

やはり

「ありえないような酷い浮気」

とかでしょうか・・・

 

いやしかし、

たとえ女性が浮気をしたとしても

された側の男性の性格や

相手への思いの強さ、

またその浮気の具体的なありようなどで

状況は様々に変わって来るはずです。

 

それに

二番の歌詞を見ると

どうも女性の側も

そんなに「したたかな悪女」「性悪女」

には見えないんですよね・・・

 

だからこの歌詞

色々に想像が膨らむわけです。

いったい何があったのかな、と。

 

男性がとても一途な人で

女性のたった一度の過ちが

許せなかったのだろうか、とか。

 

 

皆さんはどうでしょう?

どんなシチュエーションを思い浮かべますか。

 

 

やはり

良い歌詞(文学も詩も同様ですが)とは

この、「聴き手に考えさせる余白と余韻」

があるかないかにかかっている

ようにワタクシは思います。

 

長く歌い継がれる曲

大ヒットする曲には

やはりそれなりの言葉のチカラが

存在するのではないでしょうか。

 

 

 

そして恋愛もこれと同じだな、と思います。

 

余白、余韻がないと

正直つまらないのです。

 

相手の全てを把握していなければ

がまんが出来ない。

どんな時も自分のことだけ

考えていてほしい。

恋に溺れて

自分自身を一人で楽しませる余裕すら

なくなってしまう。

 

こういう状態は

だんだんと二人を重苦しく閉塞感のある

沼へと引きずりこんで行きます。

 

 

現代は

平安時代以前の日本とは違いますから

「同時に多数の人とお付き合いする」ことは

あってはならない

というのが通常の考え方ですが、

だからといって

お相手をがんじがらめに監視する

(つまりそれは

自分自身も「恋」にがんじがらめになる

ということです)

のは、

粋でもスマートでもなく

ただお互いが苦しくなるのみ

でありましょう。

 

「恋に落ちる」のは

地球に生まれた私たちの

最大の喜び、楽しみ、醍醐味ではありますが

「恋に溺れ」すぎてしまいますと

一番大切な

「自分」というものが消えてなくなって

苦しみばかりが残ってしまいます。

 

 

『サン・トワ・マミー』

(愛しの君がいなければ)

のような切なさも

どこか自分自身を失わずに

余白、余韻を大切にするからこそ

生まれてくるものだと

しみじみ思うのであります。

 

 

 

 

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