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草間 彌生さんに見る「金性」

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        『 草間 彌生 自伝  無限の網』 (作品社)

 

草間 彌生(くさま やよい)という芸術家がいます。

芸術作品には疎い僕でも知っているほど有名な芸術家です。

彼女が作るアートのメインシンボルは「水玉」、時々「男根」。

「水玉」も「男根」も、五行でいうと「金」の属性にあたります。


「金」が意味するのは、男性、父親、仕事、お金、規範です。


彼女は幼い頃、家庭環境の劣悪さから、精神障害を患っていたらしいです。

そのため、幻覚や幻聴に悩まされましたが、幸いにして、彼女には「絵」がありました。

自分の見た幻覚である、色彩や模様をスケッチブックに書き連ねていったのです。

彼女がみた幻覚や幻聴は、決してファンタスティックな素敵な世界ではなく、

幾輪ものスミレの花が脅迫的に話しかけてくるという、おどろおどろしい世界であった。

彼女にとって、「絵」を書くことが、幻覚や幻聴の恐怖から逃れる、唯一の手段だったというのです。


彼女は母親との関係に強いプレッシャーを感じていたようです。

現実的な母親と芸術家をめざす自分との衝突が、この自伝にも描かれています。

父親は、芸術には寛容で優しかったが、ひどい浪費家で母親との喧嘩は絶えなかったらしいです。


彼女の表現する、「水玉」や「男根状のオブジェ」など「金性」に属するモチーフは、

母親への憎悪、裏返って父親へのコンプレックスから生まれたのではないだろうか。

など、ふと思いました。

 


某 件太郎

 

 

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