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木の鬼

 

木火土金水s.jpg

 


「金」が攻撃するのは「木」

専門用語で、

「金剋木(きんこくもく)」といいます。


しばしば、金属が木を傷つける様子に例えられます。



この仕組みをおとぎ話の「桃太郎」に当てはまると、

桃太郎はじめ、猿・キジ・犬がすべて「金」に分類されることは、

前回までの記事で書いてきました。


となると、桃太郎が戦いを挑む鬼は、「木」である必要が出てくるわけです。


しかし、定説では丑と寅が合わさった「艮(うしとら)」の方位、

つまり鬼門が「鬼」を表すことになっています。


艮は「土」に分類されます。

でも、これだと「金」からみると「土」は助けてくれる存在で、

攻撃の対象にはならないわけです。


そこで、桃太郎チームの攻撃目標である鬼を、

「土」ではなく「木」に求めると、つじつまは合ってきます。


「木」にはいろいろなものが分類されます。

その中でも注目すべきは、自然現象です。

「木」に分類される自然現象は、「雷」「風」
 

 

 

 

風神雷神図.png


雷と風は嵐を予感させます。

昔の人々にとっては脅威だったのでしょう。

この自然現象を悪鬼に例え、風神雷神として神格化したわけです。


この風神雷神こそが、「木」に分類される鬼とというわけです。
 

おとぎ話「桃太郎」には、

「金」の軍団である桃太郎チームが、

「木」の鬼、風神・雷神を攻撃することで、

嵐の脅威を治めたいという願いが込められているのではないでしょうか?

 

某 件太郎

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