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こだわりの逸品

さて、昨日は茶人たちが、お茶をたてるのに使う「水」にもこだわる、

という話をしました。
 

そういう話を聞くと、

「そもそも、いったい誰がそんな面倒くさい決まりを作ったのか?」

という疑問が湧いてくるはずです。


湧いてきませんか?


湧いてこないかもしれません。

もしかすると僕だけかもしれません。


まあ軽く聞いてやってください。


茶道の始祖といえば、

「千利休(せんのりきゅう)」

を真っ先に思い浮かべる方が多いと思います。


しかし、茶道も実は、中国からの輸入文化なのです。


当時、本に輸入されたのは、

「茶経(ちゃきょう)」

という中国式茶道のテキストでした。


そして茶経を書いたのが「陸羽(りくう)」という人でした。


この陸羽という人。

どうやら捨て子だったらしく、

智積禅師(ちしゃくぜんじ)という名前の、

お寺のお坊さんに拾われて育てられたそうです。


陸羽は自分の名前を、大人になってから、

なんと、占いで決めて付けたそうです。


その時に使った占いが

「易(えき)」という占い。


当時の易といえば、

現代の「五教科」みたいなもので、

儒教を勉強する人にとっては、必須科目だったのです。


寺に育てられたにも関わらず、

仏教よりも「儒教(じゅきょう)」にかぶれていた陸羽は

この易占いに詳しかったわけです。


自分の名前を易占いで決めるくらいだから、

自分の書いた本、「茶経」にも詰め込まれているんです、易占いの要素が。


その要素を元に、水を汲む場所から時間帯まで、

徹底的にこだわって作った作法が、

日本に輸入され茶道になったんですね。


だから密接な関係があるんですよ、易占いと茶道にはね。


なので、

易占いをやるぼくとしては、

茶の湯の作法はいつかは、通らねばならぬ道だと思ってます。



某 件太郎

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