HOME > 星読み師たちの総合ブログ > アーカイブ > 某 件太郎 > 茶人の気合い

  • banner1.jpg
  • banner1.jpg

茶人の気合い

朝、汲みたての水を沸かして、茶なりコーヒーを飲む。

僕はそんな時代劇の一コマのような、

茶人ばりの生活に憧れるのです。

 

今や、茶道の関係者とて、そこまでやるのかは知りませんが、

昔々、こだわりのある茶人たちは、決まった時間に水を汲んでいたらしいのです。


決まった時間とは「寅刻(とらのこく)」です。

今の時間でいえば、朝の3時から5時。

 

なんでまた、そんなに朝早いかというと、

陰陽五行でいえば、「寅」は陽の木性。

そして、一日の始まり(起床)をつげる時間帯でもあり、

陽の気が水に満ちる時間帯だから、とのことらしいです。


さらには、水を汲む場所にまでこだわっていたらしく、
 

・山の水が一番上等であり

・次が平野部の川の水、

・一番ダメなものが井戸の水
 

という決まりになってたらしいのです。


「水の新鮮さ」の順番とも思えますが、

「単に汲みに行くまでの苦労」が多い順番ともとれます。


なので、一番上等な水を求めるとなると、

朝3時から5時の間には、すでに山の中にいて、

しかも「急流の水はダメ」などの厄介な記述もあるので、

まだ日の出前の真っ暗な中、

源水がチョロチョロと流れ出すような場所を探しあて、

ソレを汲んで山より帰還しなければならないことになるんです。


いやー。さすが昔の茶人たちは、「喫茶」に対しての気合が違いますわ。


朝、うまい茶を飲むためだけに、

さすがにそこまでの艱難辛苦には耐えられない僕は、

普通に蛇口をひねって水を出し、

電気ポットで湯を沸かし、

茶なりコーヒーを飲み、満足しているわけです。


茶人への道は遠いようです。


 

某 件太郎

この記事を書いた人

メルマガ登録はこちら

オンラインでチャット占いCoCoYomi

Lineトーク占い師募集
国内最大級の占いサービス・LINEトーク占いの占い師を募集しています

占い館のフランチャイズオーナー募集中
低リスクで不況に強い「占いビジネス」は起業にも副業にも最適です

電話占い師募集
電話占い業界最大手で、占い師のお仕事を始めるチャンスです

東京・表参道で占いを勉強するなら原宿占い学院
東京・表参道で占いを勉強するなら原宿占い学院

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 茶人の気合い

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.hoshiyomishi.com/bcms/mt-tb.cgi/1255

< しあわせのバロメーター♡  |  一覧へ戻る  |  8月の休業日のお知らせ >

このページのトップへ

月別 アーカイブ