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占いについて : 3)相術【そうじゅつ】

目に見える対象の姿や形から、吉凶や運命などを読み取る占術です。
「卜占」がその場の直感力、「命占」が方程式の解読力だとすれば、
「相占」は詳細な観察力によって読み取る技法です。

手相

手のひらに刻まれたシワや形状などから
一人として同じ形は無いため、特に細かな観察力が必要となります。
特別な道具などを必要としないため、親しみやすい占いなので、
路上の占い師は大半が手相鑑定だったりします。

手相は左手が潜在意識、右手が顕在意識を示します。
また、左手は父方で過去を表し、右手は母方で未来を教えてくれます。
星読み師たちが使う手相術は、生命線・感情線・知能線などの「線」を重視する東洋手相と、
木星丘・土星丘・火星平原などの「丘」を重視する西洋手相の両面から、アプローチします。

風水

古代中国の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の吉凶禍福を決定するために用います。
気の流れを物の位置で制御する思想です。
専門用語では「堪輿(かんよ)」ともいいます。
風水では都市や住居すなわち生者の居住空間を「陽宅(ようたく)」、
墳墓すなわち死者の居住空間を「陰宅(いんたく)」と呼んで区別します。
そのよろしきを得れば、死者は永く幸を受け、生者はその恩恵により子孫繁栄するのです。

姓名判断

ご存知、姓名からその人の性格や人生の勢い、適職、恋愛の傾向、結婚運・家庭運、
かかりやすい病気など、一般に「運勢」として総称される事柄について解釈を与える占いです。

一般的に、人の姓名の字の画数から天画・人画・地画・外画・総画という5つの格数を算出し、
それらに与えられた伝統的・経験的な理論に基づいて解釈します。

正しい占術家は、生年月日によって人物の持つ本来の性質・役割を知り、
姓名の陰陽二気をもって身体的調和をただしくし、姓名が発音されるときの音を五行に対応させ
調和、八卦・九星などの数理との関係や意味などを考慮して、総合的な鑑定を示します。

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